建築年代 延享4年(1747~文書・県指定)
構造形式 三間一戸楼門 入母屋造 葭葺
二階建ての門で屋根が一重、一階柱上に組物と高欄をつけた楼造形式を楼門と呼ぶ。この形式は平安時代からあって、規模の大きな神社や寺院に建てられた。
当楼門は天保14年(1843)の火災を、回廊・宝蔵・水屋などとともに免れた建物。腰組、軒下を三手先の組物にした本格的なもので、細部の仕事も丁寧につくられている。
外観の形態も整い、とくに葭葺(よしぶき)屋根と相まった調和はみごとである。門左右の両端間に随神を安置し、その台座に明和9年(1772)の作製年号銘がある。
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